そこらへんの大学生のブログ

iOS開発やったり、海外に住んだり、大学生やったりしてます。

無給で働いてみて気がついた意外に良かったこと

スタートアップで無給で働いてみると意外とポジティブな効果があった

 
3月の中旬頃から都内の某スタートアップでiOSエンジニアとして働いています。

とはいっても自分は個人開発しかしたことがなく、チーム開発や実務は完全未経験でほとんど教えてもらってるに近い感じです。

無給で働いているというとブラックな印象がありますが、その分めっちゃ親切に教えてくださいますし「絶対に週何日、何時から何時まで働け!」という感じではなく、「いつ来ても、帰っても、リモートでもいいよー」的な感じで働きやすいです。

そして無給も3月の間だけで来月からはちゃんとお給料もらえます。

ただ大学生としては週3日ほどの時間を無給でのインターンに使うのは結構きびしい部分もあります。

もともとそういう金銭的な理由でインターンに参加する前は参加すべきか結構迷ったのですが、その頃に丁度読んでいた本がお馴染みの「金持ち父さん貧乏父さん」でした。

その中で少年時代の著者と友人が金持ち父さんが経営するお店で薄給、そして無給で働くエピソードがあります。

2人が無給で働く中で必要に迫られて自分達が働かずともお金を生み出す仕組みを作り、金持ち父さんが無給で働かせた意図に気づく場面です。

それを読んで自分に染み付いた「お金のために自分の時間を切り売りして働く」という考え方を出来るだけ無くし「スキルを得るため、自分への投資のために働く」という考え方を身に付けたいと思い、最初は無給、そして有給に切り替わっても大した額ではない(生意気な言い方ですが笑)インターンに参加することを決めました。

ぶっちゃけた話、内定先の内定者インターンに参加すれば僕のスキルでもその倍以上はもらえますがそういった理由でやめておきました。

もう一つの理由は僕は天邪鬼な性格で内定者みんなが内定者インターンしているのを見て、「じゃあ自分は違うことをしよう」と思ったというのもあるのですが笑

そして、無理やり無給の環境で働くうちに自分にもプラスの効果が出始めました!

具体的には

・意味のないアルバイト、時間の切り売りはしないという謎の頑固さが芽生えた
・どうすればお金を稼げるかという情報に貪欲になった
・スモールビジネスを立ち上げた
・ビジネスモデルを書き溜めるようになった
・稼ぐために自分への投資を積極的に行うようになった
・行動力が高まった

などが起きました。

まずは意味のないアルバイト、時間の切り売りはしないという謎の頑固さが芽生え始めました。

わざわざ決心して無給でインターンしているのだから、安易にアルバイトには逃げないぞという意識が生まれて、むしろ過去に当然のようにアルバイトしていたことが不思議に感じ始めました。

そして当然、無給なのでどんどんお金が無くなっていきますがそんな中で自分でお金を稼ぐ必要性が生まれてお金の稼ぎ方について必死に情報収拾するようになりました。

Twitterや本やセミナーに参加し、様々な情報に触れるようになりました。数年前は気にもしていなかった情報です。

そんな中でスモールビジネス立ち上げに関する本を読み、ひとまずやってみようと考えて始めてみました。

まあ、まだ全く収益産んでないんですけど笑

それと並行して何か他にお金を生み出せるビジネスモデルはないかと日常的に考えるようになり、それをメモ帳に書き溜めるようにもなりました。

たまに振り返ると「これどういうことやねん」と言いたくなるようなアイデアですが「自分変わったなあ」とも感じます。

そして何より行動力が高まりました!

とにかく失敗したとしても何かやらなければお金が入ってくる確率は0なので必死です笑

やはりアルバイトなどでお金をただもらっている環境ではそのような必要性、必死さが産まれてきにくいと思います。

一部の意志が強い人や商売感覚を持っている人を除いては、やっぱりアルバイトするのが簡単ですし楽なので自分のような弱い人間はそこに流れてしまいます。

無給のインターンに飛び込んで、自分の頭で考えてお金を稼がなければならない状況に自分を追い込むことで今までは考えたこともなかったような行動を取るようになり、成長に繋がったと思います。

そういう意味で無給で働く期間はお金以上に大切な何かを自分にもたらしてくれたので意外に良かったなあと感じています。

まあ偉そうなことを言っときながら、まだ何もお金を産み出す仕組みを完成させられていないのでこれからも情報収拾、自分への投資、そして何より挑戦・行動あるのみで頑張ります!!