そこらへんの大学生のブログ

iOS開発やったり、海外に住んだり、大学生やったりしてます。

オーストラリアワーホリにてファームで3ヶ月以上働いてセカンドを取得するまでの記録①

ワーキングホリデー、オーストラリアを選んだ理由

僕が留学ではなく、ワーキングホリデーを選んだ理由は「圧倒的に予算が少なく済む!」でした。

留学になると学費でかなりの予算が必要になりますし、学生ビザだとほとんど働けないので回収することも出来ません。

それに比べて、ワーキングホリデーはマジで何の予算もいりません笑
行き先で別に何もしなくてもいいわけですからね。なので予算のほとんどを占めるのは海外保険になります。

そして、ワーキングホリデーの行き先の中でもオーストラリアを選んだ理由は「最長2年間滞在できる!」でした。

基本的にはワーキングホリデーって1年間だけなんですよね。
ただオーストラリアはその倍、2年間まで滞在することが可能です。ただ1つだけ条件があります、、、

『最低88日以上の季節労働を最初の1年以内に行うこと』

これがオーストラリアで2年目を過ごすための必要条件です。

それを出国前にワーホリの手配をしてくれるエージェントさんから聞いた時、「あ、それだけでいいんだ。どうせ働かなきゃいけないし、お金たまるからラッキー♪」とか思っちゃってました。

後々、あれほど辛い日々が待ち構えているとも知らずに、、、(期待感煽る演出のつもり)

オーストラリア到着、現地のエージェントさんと合流!

そんな感じで特に深く考えずに出国の日を迎えました。

出国1週間前くらいから死ぬほど行きたくなくなりましたが、これはアメリカに留学した時も同じで「海外長期滞在の直前は急に日本が恋しくなる」というあるあるなので特に気にせず。

オーストラリアのゴールドコーストに無事到着し、空港で待ってくれていた現地のエージェントさんと合流します。

スマホが使えないのが不安だったので、合流時間直前に少し待ち合わせ場所を離れてSiMカードを買おうとしていたので「ここで待ち合わせって言ってたでしょ!」と軽くキレられながらもお互い自己紹介。

5日間ほどは近くの街のバックパッカー宿に泊まって現地の生活やファームの仕事に関する説明を受けて、それからファームがある州へと移動することになっていました。
ここにも書いた憂鬱になりながら泊まった最初のバックパッカー宿です。

www.yashinka-engineer.blog

空港から宿がある街まで車で移動しながら、エージェントのおじさんと世間話をしていました。

そんな中でファームの仕事についての話になったのですが、そこでそのおじさんが言った一言が

「多分、数日で辞めたくなるくらい辛いよ。」

でした。

ワーホリに関してめちゃめちゃ軽い気持ちで来ていた僕は「、、、え?」と改めて聞き返します。
すると、またそのおじさんは

「もう二度とやりたくないって言うと思う。ついこの前も体育会系の大学生がファームの仕事始めたんだけど1週間で辞めちゃったんだよね、はははは」

と笑っていました。

その時、僕は心の中で「このおじさんは何を言ってるんだ。ファームは太陽の下で良い汗をかいて大自然を満喫しながら野菜とかを収穫する仕事だろ?」と呟いていました。

しかし、よくよく聞いてみると、それは女の子がやる仕事(ちなみにこの仕事もめちゃくちゃきつい。腰が壊れる。)で男はバケツボーイと呼ばれる収穫された野菜でいっぱいのバケツをトラクターにひたすら積み込む作業だと教えられました。

しかも仕事は基本的に朝5時頃からスタートし、休みは基本的に無いと聞かされました。

この時点で僕は「うん、おれには無理だ( ^ω^ )」と確信しました。

ただここまで来て、「やっぱ帰ります」とも言えずにめちゃくちゃ憂鬱になりながら、5日間の講習を受けます。

講習はそのエージェントの別のお兄さんが担当だったのですが、やっぱり講習でも「ファームの仕事は辛いです。」の一点張り。

彼が何度も強調していたのは「初めが一番きつい。2週間必死に耐えてください。次第に慣れていきます。」

いやいや、2週間耐えられたとしてもそこからあと何週間残ってるんだよ、、、と心の中で思いながら「頑張ります。」と死んだ顔をしながら答えていました。

たまたま宿の同じ部屋の1人が日本人だったので彼に毎晩ファームに行きたくないと愚痴っていました笑
彼も内心「知らねーよ」と思っていたでしょうが、黙って聞いてくれて感謝しています。

そんなわけで休学してまでオーストラリアに来ている僕は「やっぱ辞めて日本に帰ります。」とも言う訳にもいかずにファームに向けて出発する日を迎えるのでした。。。

f:id:Rwkabms:20190425020009j:plain:w300:h300
とても爽やかな街でした


思っていたより超大作になりそうなのでこまめに切りながら、ファームの思い出を書いていきたいと思います。

それでは今回はこの辺で。