そこらへんの大学生のブログ

iOS開発やったり、海外に住んだり、大学生やったりしてます。

プログラミングで挫折したら、少しの間あえて離れてみると分かることがある

プログラミング未経験だったけど、やるしかない日々

僕の大学では入学すると早速、必修科目として全員がプログラミングを学ぶ。
工学部や情報系学部などでは当たり前というか、そもそもプログラミング好きな人が入学していると思うがうちの学部はそんなこともなくリベラルアーツっぽい感じで何でも学べて、文理融合の学部だった。

僕自身、大学に入るまでプログラミング経験は全く無くブラインドタッチも出来なかった。

そんな中で最初に授業で学んだのはHTMLだった。他にもコンピュータサイエンスの基礎や概念的なことも学んだ。

そしてHTMLの基本を学んでからはCSSについても授業で学んでいった。
当時は分からないなりにも、いきなり落第するわけにもいかないので必死に理解しようとしていた。

そして、更に授業はJavaScriptへと進んでいく。ここらへんでクラスのプログラミング未経験かつ興味もない層がどんどん脱落していく。
脱落といっても最終的にはHTML, CSS, JavaScriptで外部APIを叩いて何かを表示するwebアプリを作らなければ、2年生に進めないのでみんな教授や授業補佐の学生、友達を頼りながら何とか完成させる。

僕はどうだったかと言えば、意外に楽しんでいた。
最初は何も分からないところから始めたものの僕にとってプログラミングは面白かった。
授業以外でも独学で勉強していたと思う。

そんな感じで未経験勢が脱落していく中、僕はどんどん成長していた。

そして最終発表として成果物をみんなの前でプレゼンすることになるのだが、そこで僕は特定の地域を選んでそこの天気を表示し、更にその日の天気についてのTweetを表示するというwebページを発表した。

同じプログラミング未経験だった友達にすげーと褒められたことで、天才プログラマみたいな顔して発表していた。

そのまま授業が終わってもプログラミングの勉強を続け、Node.jsを独学で学びTwitterのbotを自作したりしていたのを覚えている。
当時サーバサイド、クライアントサイドみたいな概念も全然理解していなかったのでNode.jsも何が何なのかは全く分かってなかった。
JavaScriptっぽかったから勉強し始めただけだ。

その後、アメリカに1年留学することになりそこでの生活が楽しくてほとんど勉強はしていなかったのだがプログラミングへの気持ちは薄れていなかった。

帰国して復学した僕はすぐにプログラミング系のゼミに入る。そこでの出来事がプログラミング挫折のきっかけになるだが、、、

プログラミング系のゼミ入ったけど、思ってたのと違う、、、

僕がゼミに入ったのは、同じくプログラミングを勉強している学生たちと協力して皆んなで何かを作りあげて公開するという経験が出来ると思ったからだった。

しかし、実際に入ってみると、Linuxコマンドの勉強や論文を読む日々。
今考えれば、あそこで真面目に勉強して入れば得られるモノは大きかったと思うのだが当時の僕は「こんなお勉強やるために入ったんじゃねえんだよー!」という感じ。
結局、どんどんサボっていった。

そして、挙句の果てにはサボりまくっているくせに「単位欲しいんですけど、どうやったら単位はもらえますか?」的なことを聞いて先輩にブチ切れられたりしていた。
あの頃の自分のクソさ加減は言葉では言い表せない。

ただ、そこの先輩たちを好きになれなかったのも事実で「お前は服がダサい」と全然関係ない批評を受けたり、
「打ち合わせをするからゼミ室で待っとけ」と時間を伝えられずに待たされて、あまりにも来ないのでお腹が空いて近くのコンビニで晩飯を買いに行ったら丁度先輩が帰ってきてて説教されたり、
プレゼンの資料作りのために2日徹夜させられたりしていた。

そんな感じで自分的にもそこの先輩たちに対する不満が溜まっていたために学期途中でありながら、そのゼミを辞めることに。
そして、プログラマーっていうのはこういう人たちの集まりなんだと思い、自分には合わないという理由からプログラミングからも離れることになる。

でもやっぱりプログラミングに帰ってくる

その後は全くプログラミングとは関係ないゼミに入り、色んな会社でインターンしたりしながら過ごしていた。

しかし、そんな日々の中で急に「またプログミングやりたいなー」という気持ちが沸き起こってきた。

そもそも僕がプログラミングを授業が終わっても続けたことやゼミに入ったことに明確な理由はなかったと思う。
何となくワクワクするからやっているというくらいのものだ。
しかし、そういう何となくやりたいことは一度そこから離れてもまた何となくやりたくなるものなんだろう。

思えば起業に関しても大学一年生の頃に何となく起業したいという思いから、当時は「将来は起業するぜー」とホラを吹いていた。
しかし、それからしばらくするとそんなことも忘れてのほほんとした大学生活を送っていたのだが、今また起業という当時より具体的になった夢に帰ってきている。

何となくやりたいことで仮に一度は挫折したり離れたことでも、もう一度やりたいと思えるものがあるのならそれが自分の人生の軸になるものなんじゃないかと今は考えている。

それからといえば、僕はiOS開発の勉強を独学で始め最終的にiOSエンジニアとして内定を頂いている。
ここの独学から内定の過程はまたブログに書きたいと思うが、多分、当時のゼミの先輩が知れば「あんなに技術に興味が無さそうだったアイツが、、、」と今の僕に驚くことだろう。

ただ僕は興味が無かったわけではなく、当時の自分が想像していた内容と違っていた、、、や何となく先輩が嫌だった、、、みたいな理由で離れただけに過ぎなかったのだ。


よっぽど嫌いにならなければ一度離れたとしてもまたそこに帰ってくる。一度離れてみて、改めてやっぱり好きだったんだなあーと分かることもある。
だから、プログラミングに限らず何かに挫折したり辞めたくなったら、一度思い切って離れてみるのもいいんじゃないかなーと最近思う。